貴方

エミリー (集英社文庫)

エミリー (集英社文庫)

図書館から借りてきて読みました。ハードカバーのほうだけど。嶽本野ばら氏はもちろん「下妻物語」で知っていたし、雑誌のコラムも何度もよんだことがあったけど、小説を読むのは初めて。イメージしていたのと、ほぼ同じような文体で、一気にガーッと読めました。表題作の「エミリー」より「コルセット」のほうが私はすきだったかな。でもさすが『乙女のカリスマ』、いちいちツボなこと書いてある。女の子だったらわかる感覚?お洋服のブランドとかいっぱいでてきてウキウキする。ヴィヴィアン、ギャルソン、エミリーテンプルキュート、スーパーラヴァーズ…そういやちっちゃいころ、いとこのお下がりでシャーリーテンプルを着ていたことを思い出した。でも小学校中学年ぐらいになると、みんなこぞって女の子っぽいの嫌がらない?なんか、好きな色もとりあえずピンクじゃなくて青!みたいな(笑)それでもう着なくなっちゃったけど。でも今はまた戻って可愛いものは好き。MILKとか心惹かれるよね、似合うかどうかは別にして。