雪うさぎ

我が県には吾妻山っていう山があるんですが、冬に雪がふると、ちょうど富士山のように頂上付近が白くなるのです。てっぺんがへっこんでて、「吾妻小富士」とも言われるんですが。で、春が近づいて、雪が解けると、その白い雪の部分が、うさぎの形になるのです。吾妻山の雪うさぎ。これ写真見せたいんですが、今年は暖冬だったためか、随分早くからうさぎちゃんが現れてて、油断してたらやせ細ってもう消えかけちゃったので…。残念。普通は四月ぐらいに良い形になって、そのころに種(野菜とか)をまくと良いっていう言い伝えなのね。種まきうさぎといったりもします。これが本当にうさぎちゃんで、可愛いの!大好きなのですよ。
それには昔話的なものがあって、私が聞いたのは、山で猟師が間違えて野ウサギを鉄砲で撃っちゃって、大丈夫かー!っていって助けてあげたら、うさぎちゃんがお礼に種を蒔く時期を教えてあげますよっていう話だったんですが(ものすごい簡略化)、記憶が定かでなかったのでネットで調べたらそんな話どこにもありませんでした(笑)一般的なのは、大事に育ててたうさぎが、トンビにさらわれてちゃって、結局帰ってこなかったんだけど、そのかわり吾妻山に雪うさぎができたって話のようです。
とにかく可愛いの。朝登校中によく見えるのだけれど、癒されます。
みなさんお越しの際はぜひ。春先限定だけど。もう今年はみれないよ(笑)