SISTERS

たぶん初めてだと思う。自分で観たいと思って自分でお金払って舞台をみたのは。小学校の芸術鑑賞会とかならあるけどさー。映画館で映画を見るのが苦手なように、舞台もなんだか苦手意識があって。でも長塚さん留学しちゃうし、母にも後押しされて、決意して見に行ったのですいつものようにひとりで。

バイトあがって早足でパルコへ。当たり前のように席は良くなかったんだけど、こじんまりしてるのねパルコ劇場って。後ろから2列目だったんだけどよく見えました。

ちょっと怖かった。ものすごい怖がりなので…覚悟はしていったんだけどね、内容的に。でもなんとか耐えられたので良かった。松たか子さんはすごかった。噂には聞いていたけれど、テレビでみるのと全然違う。鬼気迫る感じ。鈴木杏ちゃんも素敵だった…赤いドレスがすごく印象的。あのキャラクターと、杏ちゃんの顔、髪型、体型、衣装、すべてでドーン!!って感じだったの(伝えたいーこのきもちー)なんといいますかー…松さんの役も浮世離れした感じなんだけど、パッと見は普通なの。でも杏ちゃんの役はもう見た感じから、そのキャラクターを表現してるっていうか…。とにかくそこらへんも良かったです。他の役者さんたちもみなさんベテランで。すーごいシリアスな話なんだけど、ちょこちょこ笑える部分なんかもあって。どっちもできちゃうあたりがすごいなあと。

6人の役者さんで。セットも1種類だけ。そこをどう見せるか、そのあたりの工夫に感動しました。もちろん一回性という意味でも(これ授業で勉強してるのです)。やっぱり映画とかとの違いってそこじゃないですか。同じ部屋のセットなんだけど、違う部屋にみせたり、そこを上手く使った伏線的なものがあったり。ほんとそういうとこもすごかった。観劇経験がないからなのか、今回の舞台が特にすごかったからなのか、そのへんはよくわからないけど良かったなあ。

また舞台見に行きたいなーと思えました。怖いのはいやなんだけどー…怖いものみたさっていうのもある!(笑)

*追記
よくみたら、衣装は伊賀さんなのねん。ふむ。