どくしょ

対岸の彼女 (文春文庫)

対岸の彼女 (文春文庫)

角田光代読んでみたいなーと思っていたのだった。この人の文章はとっても鋭くて、ずばり言い当てられて、うわわわーと思った。登場人物に共感、とかそういうのではないんだけど…。「義母のことも、夫の不用意な発言も、口に出せば喜劇性を帯び、すぐに忘れられる。言わずにためこむと、些細なことがとたんに重い意味を持ち、悲劇性と深刻味を帯びる(本文より)」←こういうのとかね…。主婦じゃないんだけどさ!(笑)うん、良かったです。夏休みじゅうかけてちょびちょび読んでたのですが…もっと読みたかったな色々。文庫本持ち歩こう!講義の始まる前の微妙な時間とかに読もう。