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ポートレイト 内なる静寂―アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集

ポートレイト 内なる静寂―アンリ・カルティエ=ブレッソン写真集

演習で彼の写真を扱ったので学校の図書館で写真集をみてみました。巨匠なのに、名前ぐらいしか知らない…無知!と嘆いている暇があったら調べよ!と思ったのです。これはポートレイトだけの写真集なんですが、各界の有名人だらけでページをめくるたびにドキドキした。写真自体はシンプルなんだけど、その人格がうかがえるようなものばかり。一番印象的だったのはロラン・バルト。彼の論文ばかりよんでいたので、なんだか遠い昔の偉人(ダヴィンチみたいな)のように思えてしまっていたんだけれど、そのポートレイトからはしっかりと彼の人間味みたいなものが感じられてなんか圧倒された。

表紙はベケットだったのね。(図書館の本はカバーがない…)