バイト難民

約一年前に就活を理由にカフェでのバイトを辞めて以来、まったく働いてなかったたのですが、就活期間中も出費がかさみ(主にヤケ食い費…)、そこそこあったはずの貯金はどんどん減っていき、そろそろ無一文に!という危機が迫っていました。就活も終わったしそろそろ働かねば…ていうか今月暮らしていけるのか?ていう状態に。

とにかくバイトをみつけないと!とおもって、求人誌を読み漁りネットもチェックして、これぞ!というものに応募するも、ほぼ「4年生だから(3月で辞めちゃうでしょ?)」という理由で電話口でシャットアウト。そもそも飲食はもうやりたくないとか、爪に色を塗ったままできる仕事がいいとか、選り好みをした結果なんですけれども。これは短期バイトをするしかないのか…!と思いつつも、なんとなく気が進まず、そのままバイト探しを放置。しかしいよいよお金のほうがやばい状況になってしまい、短期どころか日払い!いますぐマネーをもらえる仕事!を探さなくてはいけなくなってしまいました。

バイト経験が少ないので、参考までに友達にどんなバイトをしたか?と尋ねたところ、スーパーなどでの試食販売・キャンペーンが候補に浮上。基本的に愛想がない・押しが弱い性格なので、「うーん…」と思いつつも、高日給日払いにつられ派遣会社の登録説明会に。


結論は、「私には無理だ…」

私と同じように求人を見てやってきた結構な人数の女性たちと一緒に、中年男性社員(生理的にちょっと無理でした)の説明を聞く。合間に挟まれる小芝居。(だれも笑わず。)とにかくややこしい業務内容。別室から聞こえてくる、すでに説明会を終えたであろう方々の「いらっしゃいませえええ!!!」の掛け声練習。声でか!!!きゃーむりです!!!!!帰ります!!!!!

早々にびびってしまった私は「やっぱりやめます…」と伝えて会社をでた。お金ないくせに帰り道に寄ってしまったスタバでソイラテをすすりながら、「私って社会不適合なのかも…」と自己嫌悪。こんなことではだめだ…!保守的すぎるんだ!でもカフェでは大きい声ださなくてよかったし!

後日、友人にこの話をすると「あーひいとには無理だよ笑」、母には「あんたがよくそんなことする気になったわねえ…」と笑われた。誰からみても向いてなかったらしい。

こんな貴重な体験を経つつ、最近やっと職をみつけることができました。オフィスでの事務。っていうか雑用。まだ一回しか行ってないけど、なんとかやっていけそうです。アンケート結果をエクセルに打ち込んだり、ひたすらシュレッダーをかけ続けながら、「むいてる…」と思った次第であります。めでたし。ながいね。