写真展

友達がなんと招待券を持っていて、嬉しいことに誘っていただいたので、近くのデパートでやっていた星野道夫さんの写真展を見に行ってきました。模試帰りに。その子は同じクラスの子なのだけれど、どうやら私が写真部であるために誘ってくれたみたい。ありがたい。肝心の写真展、すばらしかったです。アラスカの大自然と動物達が中心で、私の好きな、ファッション的な要素が入った作風ではもちろんないんだけど、とにかくもう壮大で、素敵でした。動物たちもとても可愛らしい。カメラ目線なのがキュンとしちゃったよ。熊の親子とかの写真を見て、当たり前のことだけど、動物も家族がいて、お互いを大切に思ってるんだなって思った。そういうことが伝わってくる写真ばかりでした。そして、写真の脇に、ちょっとした文が添えられていたんだけど、その中にとても感動したものがありました。

「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」
「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンパスに描いて見せるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」
「その人はこう言ったんだ。自分が変わっていくことだって・・・・その夕陽を見て、感動して、自分が変わっていくことだと思うって」

…なんかすごく、そうだなあーって思った。久々に、ぐっときました。
祭日だから人がいっぱいで、そしてちょっとスペースが狭いのか、写真がぎゅうぎゅうで、もうちょっとディスプレイの仕方工夫すればいいのに、って思ったけれど、写真はとても素晴らしかったです。誘ってくれた友達にありがとう。