「それでもボクはやってない」

観てきました!二日連続映画館なんて、うちら裕福な子♪とかアホなことを言いながら友達と。朝ちょうど登校する前に、めざましテレビの「広人苑」が加瀬亮だったので、さらにラッキーデイでしたね。でもそれ見たせいで遅刻ぎりぎりー。
ネタバレないかもだけど、一応。
いやあ…ダメージを受けました。面白かったし、勉強になったけど、やっぱりなんかやるせなくなりましたね。本当に冤罪だったら、あんな取調べやら、もうとんでもないですね。裁判は長いし、こういうことでやっぱり人生変わっちゃうし。加瀬亮演じる主人公はフリーターだったからまだしも、結婚してたりしたらもっと大変だよなあー。でも、被害者側にたったらそんなことも言ってられないのかなとも思うし。難しいなあ。前にやってた「離婚弁護士」ってドラマがかなり好きで、かかさずみてたんだけど、やっぱり民事と刑事じゃ雰囲気も違うよなあ…加瀬氏の演技はとっても良かったです。ありきたりな感想だけど、考えさせられる映画でした。やっぱ最後はそうなのね…。社会派な映画だってことは認識していったつもりだけど、「加瀬亮でるし!」とるんるん軽い気持ちで見に行ったら、どーんと突き落とされました。それが逆に良かったのかなーと思う。
一年位前に、授業で裁判傍聴をしたんだけど、そのとき、検事さんが消しゴムいじりながら求刑してるのが見えて。すごいショックだったんですよ。検事さんも人間だし、何人も相手にしてるわけだから、わかるんだけど。この映画にも裁判中にペンまわしとかしてて、なんか悲しくなりました。だって人が人を裁く場所なんだよ?