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三島由紀夫金閣寺」やっとのことで読み終わりました(遅い…)なんていうか、ぎっしり詰まってるね。「○○があって××して、△△とおもいました」っていうだけじゃなくて。こんなこと普通考えない、と思うことがいっぱいでした。…うーん、なんか稚拙な感想だな…でもなかなか言葉にできないです。
感想じゃないけど…ひいおじいちゃんのだったらしいんですけど、うちの倉庫に日本文学全集みたいなものが大量にありまして、私はその中から読みたい作家の本の埃をはらって読んでいるんです。で、今回は三島由紀夫を選んだんですが。私の父はめったに本を読まない人で、読んでいる姿を見たことが無いほどなんですが、三島由紀夫全集をパラパラめくっていたら、「潮騒」の最後のページに思いっきり父の字で「19××年、×月×日、17歳」って書いてあったんです。びっくり。それを見せると父も驚いてました。なぜあの父が「潮騒」を読んだのか…ですが、母の推測によると、ちょうど父が17歳くらいだった頃に、「潮騒」が山口百恵主演で映画になったそうで。父の百恵ちゃんファン疑惑。さらにびっくり。